当時、英会話教室を探し始めたとき、子どもは2歳でした。
「英語を話せるようになるには、小さいうちから英語に触れさせないといけないのでは」
今思えば、そんな親の焦りが先に立っていたように思います。
ネットで英会話教室を検索し、ホームページを一つずつ見て回る中で出会ったのが、
ペッピーキッズクラブでした。
全国に教室があり、自宅での体験レッスンがある点にも安心感を覚えました。
体験レッスンでは、英語に触れる楽しさや、将来のイメージを具体的に感じることができ、
期待を持って通い始めました。
しかし、我が家は途中で辞める選択をしています。
この記事では、ペッピーキッズクラブを実際に通ってみて感じたことと、
辞める決断に至った理由を、
一家庭の体験談として正直に書いています。
※特定の教室や講師を否定する意図はありません。
ペッピーキッズクラブを始めた理由
- 英語の「耳」を育てたかった
- しまじろうのDVDをあまり見なくなってきた
- 自宅で使う教材に納得感があった
- 体験レッスンで聞いた話が、将来の子どもの姿と重なった
- 2歳(年少の一つ下の学年)からレッスンを始められた
「今やらないと遅れるかもしれない」という不安が、背中を押していたと思います。
実際に通ってみて感じた良かった点
- 歌やゲームを取り入れたレッスンで、子どもは楽しそうだった
- 定期的に英語に触れる時間ができた
- 宿題(単語カードなど)にしっかり取り組めば、語彙は確実に増えると感じた
「英語に触れる場」としての価値は、十分にあったと思います。
思っていたのと違った点
- ネイティブ講師のレッスンは月1回程度
- 日本人講師の指示は、日本語が中心になる場面が多かった
- 叱らない方針のため、レッスン中の集中力には差が出やすかった
- 教室に入る前にぐずることが次第に増えた
- 保護者の待機場所がなく、車待機が負担だった
「想像していた教室の雰囲気」とのズレを、少しずつ感じるようになりました。
ペッピーキッズクラブを辞めた一番の理由
辞めることを決めたのは、年少の終わり(4歳10か月頃)です。
決定打になったのは、
授業が“できる前提”で進んでいるように感じたことでした。
グループレッスン(一つ学年が上の子と混合クラス)だったため、
書けない子に対しては「練習してきてね」という対応が基本でした。
子どもは、
- 指示は理解できている
- でも、実際にはできない
という状態でした。
周りの子はある程度こなしている中で、
「できない自分」を突きつけられているように見えました。
家で一緒に練習することもありましたが、
その時間は親子ともに苦しく、
「この子に無理をさせているのではないか」という罪悪感が強くなっていきました。
早く始めたこと自体が悪かったというより、
発達段階に合わない形のレッスンになっていたのだと思います。
辞めるときに不安だったこと
- 英語が嫌いになっていないか
- 次にどうすればいいのか
「辞める=失敗」ではないと分かっていても、不安はありました。
辞めてからどうなったか
辞めてからは、正直に言うと親のストレスが大きく減りました。
子ども本人も、特に未練はなく、気持ちが切り替わっているようでした。
一方で、割り切れなかったのは教材費です。
我が家の場合、約44万円かかり、返却後に戻ってきたのは10万円弱でした。
「初期投資の重さ」を、ここで初めて実感しました。
その後、地域のネイティブ講師による英会話教室を体験し、現在はそちらに通っています。
この習い事を、今どう思っているか
今振り返ると、ペッピーキッズクラブは
我が家にとって見通しが甘かった習い事だったと思います。
内容自体が悪いわけではありません。
ただ、初期投資が大きく、簡単に方向転換しにくい仕組みは、当時の我が家には重すぎました。
今の私なら、
同じ条件の習い事は選ばないと思います。
今、同じ立場の親に伝えたいこと
この経験から学んだのは、
初期投資は慎重にすること、
そしていつでも辞められる環境を選ぶことの大切さです。
習い事は、続かなくても意味があります。
通ってみたからこそ、合う・合わないが分かるからです。
親が余裕を失わないこと。
子どもに無理をさせないこと。
それが、習い事選びで一番大切だと、今は思っています。
